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ヤマハ YAMAHA
ネック:マホガニー
指 板:エボニー
塗 装:ラッカー
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 2.0mm/6弦 2.6mm
[製作家情報]
総合楽器メーカーとして世界最大規模を誇り、楽器製作と音楽事業だけでも圧倒的なシェアを誇るヤマハ(1887年 静岡県 浜松市に創業)は、クラシックギターの普及にも早くから取り組んでいました。1960年代にクラシックギターの需要が世界的に高まりを見せ、国内でのクラシックギターの市場を活性化するべくヤマハは1966年にギター研究科を新設し手工ギターの研究開発に着手します。そして翌年には当時スペイン、グラナダのメンター的存在となっていた製作家のエドゥアルド・フェレールを招きスペイン伝統工法の指導を受け、更に1973年にはマヌエル・エルナンデス(エルナンデス・イ・アグアド)を招聘し技術指導を受けています。これらの集中研修の結果生まれたのがグランドコンサート(GC)シリーズで、これは現在に至るまでヤマハクラシックモデルのハイスペックシリーズとして内容を変えながら継続しています。
[楽器情報]
ヤマハ グランドコンサートシリーズのフラメンコモデル FC46 Usedの入荷です。ラベルには台湾のkaohsiung yamaha と提携して製作された旨が印刷され、担当職人の直筆サイン(詳細は不明)がされている。kaohsiung yamaha(高雄山葉)は1970年にヤマハが設立した台湾拠点の一つで、ピアノ製作をメインとする桃園県の台湾山葉に対し、ギター関連の生産に特化したファクトリーです。2007年にこの工場は閉鎖しますが、ヤマハのブランドコンセプトのもと、台湾から世界に通用する楽器を作り出すという経営理念がゆき渡った品質で高い評価を得ています。
本作はヤマハのGCシリーズ FC46をkaohsiung yamahaで製作したもので、松とシープレスのオール単板仕様、フラメンコブランカ(白)モデルです。表面板内部構造はサウンドホール上側(ネック側)に一本のハーモニックバーと補強板、下側(ブリッジ側)にも一本のハーモニックバーあまり角度をつけていない5本の扇状力木と駒板位置にほぼ同じ面積の薄い補強板。5本の扇状力木のそれぞれの起点と終点位置は微妙にイレギュラーな設定になっています。レゾナンスはGの少し下の設定になっています。
しっかりした箱鳴りの楽器で、インパクトのあるヴォリューム感。ヤマハらしい(スペインのギターとは異なる)粘りの少ないすっきりとした音ですが、ラスゲヤードでの力強さや音の分離のよさ、このジャンルにふさわしい音のニュアンスなど不足はありません。
年式は不明ですがおそらく1990年代から2007年(工場閉鎖の年)の間に作られたもので、割れなどの大きな修理履歴はなく、傷もゴルペ板上のスクラッチ痕以外は全体に軽微なもののみとなっており、状態良好と言えるでしょう。ネック裏、ヘッドプレート、駒板は恐らく質変化等の影響による若干の塗装変色が見られます。ネック、フレットなど演奏性に関わる部分は問題ありません。ネック形状は薄めのCラウンドシェイプ。弦長は650㎜設定ですが(0~12フレット間が325mm)、弦長補正のため0フレット~サドルで654mm設定となっています。弦高値は2.0/2.6mm(1弦/6弦 12フレット)。糸巻はGotoh 35G1600 を装着しています。
〔商品情報〕
楽器名
ヤマハ YAMAHA
カテゴリ
国産フラメンコ 中古
品番/モデル
FC-46 Y-9062
弦 長
650mm
国
日本 Japan
製作年
表 板
松 Solid Spruce
裏 板
シープレス Solid Cypress
程 度※
7
定 価
時価
販売価格(税込)
お問い合わせ下さい。
付属品
ハードケース
下の写真をクリックすると拡大して表示します
国産フラメンコ 中古
ヤマハ YAMAHA
●
禰寝 碧海 Marin Nejime
※程度
10
新作
9
新品同様の美品
8
年代から見て状態が良い
7
年代から見て標準に近い状態
6
状態は少し劣るが演奏性は良い
5
状態は劣るが演奏上の問題は無い
4以下演奏性に問題がある楽器は、販売いたしません
指 板:エボニー
塗 装:ラッカー
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 2.0mm/6弦 2.6mm
[製作家情報]
総合楽器メーカーとして世界最大規模を誇り、楽器製作と音楽事業だけでも圧倒的なシェアを誇るヤマハ(1887年 静岡県 浜松市に創業)は、クラシックギターの普及にも早くから取り組んでいました。1960年代にクラシックギターの需要が世界的に高まりを見せ、国内でのクラシックギターの市場を活性化するべくヤマハは1966年にギター研究科を新設し手工ギターの研究開発に着手します。そして翌年には当時スペイン、グラナダのメンター的存在となっていた製作家のエドゥアルド・フェレールを招きスペイン伝統工法の指導を受け、更に1973年にはマヌエル・エルナンデス(エルナンデス・イ・アグアド)を招聘し技術指導を受けています。これらの集中研修の結果生まれたのがグランドコンサート(GC)シリーズで、これは現在に至るまでヤマハクラシックモデルのハイスペックシリーズとして内容を変えながら継続しています。
[楽器情報]
ヤマハ グランドコンサートシリーズのフラメンコモデル FC46 Usedの入荷です。ラベルには台湾のkaohsiung yamaha と提携して製作された旨が印刷され、担当職人の直筆サイン(詳細は不明)がされている。kaohsiung yamaha(高雄山葉)は1970年にヤマハが設立した台湾拠点の一つで、ピアノ製作をメインとする桃園県の台湾山葉に対し、ギター関連の生産に特化したファクトリーです。2007年にこの工場は閉鎖しますが、ヤマハのブランドコンセプトのもと、台湾から世界に通用する楽器を作り出すという経営理念がゆき渡った品質で高い評価を得ています。
本作はヤマハのGCシリーズ FC46をkaohsiung yamahaで製作したもので、松とシープレスのオール単板仕様、フラメンコブランカ(白)モデルです。表面板内部構造はサウンドホール上側(ネック側)に一本のハーモニックバーと補強板、下側(ブリッジ側)にも一本のハーモニックバーあまり角度をつけていない5本の扇状力木と駒板位置にほぼ同じ面積の薄い補強板。5本の扇状力木のそれぞれの起点と終点位置は微妙にイレギュラーな設定になっています。レゾナンスはGの少し下の設定になっています。
しっかりした箱鳴りの楽器で、インパクトのあるヴォリューム感。ヤマハらしい(スペインのギターとは異なる)粘りの少ないすっきりとした音ですが、ラスゲヤードでの力強さや音の分離のよさ、このジャンルにふさわしい音のニュアンスなど不足はありません。
年式は不明ですがおそらく1990年代から2007年(工場閉鎖の年)の間に作られたもので、割れなどの大きな修理履歴はなく、傷もゴルペ板上のスクラッチ痕以外は全体に軽微なもののみとなっており、状態良好と言えるでしょう。ネック裏、ヘッドプレート、駒板は恐らく質変化等の影響による若干の塗装変色が見られます。ネック、フレットなど演奏性に関わる部分は問題ありません。ネック形状は薄めのCラウンドシェイプ。弦長は650㎜設定ですが(0~12フレット間が325mm)、弦長補正のため0フレット~サドルで654mm設定となっています。弦高値は2.0/2.6mm(1弦/6弦 12フレット)。糸巻はGotoh 35G1600 を装着しています。