[製作家情報] スペイン、バリャドリッドの製作家。もともとはプロのカホン奏者であり、高い木工技術を持っていた彼は自ら製作もしていましたが、ある時ギターの修理を依頼され、これが転機になったそう。2012年より同地に工房を構え、じっくりと選定し自然乾燥を十分に行った材のみを使用した完全手工品をモットーに、年間20本にも満たない本数で地道に製作活動を続けています。メインとなるフラメンコモデルのほか、クラシックモデルも製作。現在モデルラインナップとしては本作Juan El Flacoのほか、Semilla,Rosas,Romi,Juncal の5モデルを展開しています。
[楽器情報] アントニオ・ピサ 製作 モデル「Juan El Flaco」フラメンコブランカ 2021年製 No.114 Usedの入荷です。糸巻にはギア式のPegheds製木ペグを装着しており、全体は鮮やかな赤色で着色されたいかにもスパニッシュフラメンコな外観。音も良質で、箱が十全に鳴り、しっかりと粘りのある発音と終止、瞬間的な迫力やドライブ感、表現力などどれも不足がありません。非常にインパクトのある高い音圧ですが、音量が大きいというより音の粒が大きいという感触。
指 板:エボニー
塗 装:ポリウレタン
糸 巻:ギア式木ペグ(Pegheds)
弦 高:1弦 2.9mm/6弦 3.0mm
[製作家情報]
スペイン、バリャドリッドの製作家。もともとはプロのカホン奏者であり、高い木工技術を持っていた彼は自ら製作もしていましたが、ある時ギターの修理を依頼され、これが転機になったそう。2012年より同地に工房を構え、じっくりと選定し自然乾燥を十分に行った材のみを使用した完全手工品をモットーに、年間20本にも満たない本数で地道に製作活動を続けています。メインとなるフラメンコモデルのほか、クラシックモデルも製作。現在モデルラインナップとしては本作Juan El Flacoのほか、Semilla,Rosas,Romi,Juncal の5モデルを展開しています。
[楽器情報]
アントニオ・ピサ 製作 モデル「Juan El Flaco」フラメンコブランカ 2021年製 No.114 Usedの入荷です。糸巻にはギア式のPegheds製木ペグを装着しており、全体は鮮やかな赤色で着色されたいかにもスパニッシュフラメンコな外観。音も良質で、箱が十全に鳴り、しっかりと粘りのある発音と終止、瞬間的な迫力やドライブ感、表現力などどれも不足がありません。非常にインパクトのある高い音圧ですが、音量が大きいというより音の粒が大きいという感触。
表面板内部構造はサウンドホール上側(ネック側)に2本、下側(ブリッジ側)に1本のハーモニックバー、左右対称7本の扇状力木にそれらの先端をボトム部で受け止めるクロージングバーという全体の配置。レゾナンスはF#の少し上に設定されており、ちょうどよい重心感覚。
表面板ブリッジ下1弦部分に弦とびを埋め補修した跡があります。その他若干の弾き傷等ありますが、割れ等の修理履歴はありません。ネックはほんの少し順反りですが演奏性には問題のないレベル、フレットは適正値を維持しています。ネック形状は薄めのDシェイプでフラットな加工。
(本作のモデル名はフランスの1978年生まれのフラメンコギタリストJuan el Flaco と同名ですが、いわゆるシグネイチャーモデルかどうかは不明です)