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奥 清秀 Kiyohide Oku
New Arrival
HOLD
ネック:セドロ
指 板:黒檀
塗 装:セラック
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 2.8mm /6弦 4.0mm
〔製作家情報〕
奥清秀 Kiyohide Oku 1973年 東京生まれ。現在は同、稲城市にて工房を構える。現在のESPギタークラフトアカデミーにてギター製作を学び、1995年独立。製作家の尾野薫らからもアドバイスを受けるなどしています。クラシックギターのほか、古楽器(リュート、バロックギター、ビウエラ、19世紀ギター)の製作も手掛け、単独による丁寧な完全ハンドメイドゆえ製作本数は多くありませんが、完成度の高さが評価され、それぞれのカテゴリーで人気のブランドとなっています。徹底してトラディショナルな工法による、日本人らしい細やかさが行き届いた精緻な造作、その精神的な風土までも含めて再現したような古雅な味わいに満ちた、それでいてフレッシュな響き、慎ましくも深い表現力は国内でも突出したものがあり、真に「クラシカル」なモデルを製作しうる稀有な作家と言えるでしょう。
[楽器情報]
奥清秀製作のクラシックギター 2011年製 No.180 635mm ショートスケール仕様のUsed が入荷致しました。凛として慎ましく、古雅でありながら同時に瑞々しさを湛えた、非常に魅力的な一本。全体が一つの声としてのアイデンティティを持っており、弾くだけでもクラシカルな音響が湧出してくるような、その音楽的で繊細な表情が素晴らしい。しっかりとした重心感覚のある低音から高音までの自然なバランス、心地よい粘りを伴った発音から終止までの密度のあるサスティーン、木質の触感をまといながら艶やかできりっとした音像、決して華美ではないものの必要な明暗とダイナミックな振幅を備えた機能性まで、すべてがクラシックに相応しい佇まいの中に着地しています。
表面板内部構造はサウンドホール上側(ネック側)に2本のハーモニックバーと補強板、下側(ブリッジ側)にも1本のハーモニックバー、ホール両側に各一枚の補強板、ウェストより下は左右対称7本の扇状力木にこれらの先端をボトム部で受け止めるようにV字型に配置された2本のクロージングバーという全体の配置でレゾナンスはF#の少し上に設定されています。
造作も秀逸で、その繊細極まりないロゼッタの意匠と、やはりあくまでも慎ましく白蝶貝をあしらったタイブロック(駒板の弦を巻き付けて固定する部分)が上品なアクセントとなり、全体は美しいセラック塗装で仕上げられています。
割れ等の大きな修理履歴はありません。表面板全体に細かな弾き傷、掻き傷が散在しておりいずれも浅いものですが、駒板下の弦交換による傷と2弦部分の弦とび跡はほかの傷と比べるとやや目立ちます。横裏板はきれいな状態で、演奏時に胸が当たる部分のほか数か所に浅い掻き傷があるのみとなっています。ネック裏も細かな爪傷がありますがいずれも浅く目立たないうえ、演奏の際もほとんど気にならないレベル。ネックはほぼ真っすぐでフレットも適正値を維持。弦高値は2.8/4.0mm(1弦/6弦 12フレット)でサドル余剰が1.5~2.0mmありますのでお好みに応じてさらに低くすることも可能です。現状で弦の張りはやや強めとなっています。指板は高音側20フレット仕様、7フレットポジションマーク入り。
〔商品情報〕
楽器名
奥 清秀 Kiyohide Oku
カテゴリ
国産クラシック 中古
品番/モデル
クラシック No.180
弦 長
635mm
国
日本 Japan
製作年
2011年
表 板
松 Solid Spruce
裏 板
インディアンローズウッド Solid Indian Rosewood
程 度※
7
定 価
時価
販売価格(税込)
330,000 円
付属品
スーパーライト黒 630mm用
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国産クラシック 中古
奥 清秀 Kiyohide Oku
●
庄司 清英 Kiyohide Shoji
ヤマハ YAMAHA
辻 渡 Wataru Tsuji
桜井 正毅 Masaki Sakurai
ヤマハ YAMAHA
中山 修 Osamu Nakayama
中山 修 Osamu Nakayama
佐藤 忠夫 Tadao Sato
ヤマハ YAMAHA
廣川 憲二 Kenji Hirokawa
三浦 隆志 Takashi Miura
桜井・河野 Sakurai Kohno
茶位 幸信 Yukinobu Chai
アストリアス ASTURIAS
茶位 幸秀 Yukihide Chai
寺町 誠 Makoto Teramachi
※程度
10
新作
9
新品同様の美品
8
年代から見て状態が良い
7
年代から見て標準に近い状態
6
状態は少し劣るが演奏性は良い
5
状態は劣るが演奏上の問題は無い
4以下演奏性に問題がある楽器は、販売いたしません
指 板:黒檀
塗 装:セラック
糸 巻:ゴトー
弦 高:1弦 2.8mm /6弦 4.0mm
〔製作家情報〕
奥清秀 Kiyohide Oku 1973年 東京生まれ。現在は同、稲城市にて工房を構える。現在のESPギタークラフトアカデミーにてギター製作を学び、1995年独立。製作家の尾野薫らからもアドバイスを受けるなどしています。クラシックギターのほか、古楽器(リュート、バロックギター、ビウエラ、19世紀ギター)の製作も手掛け、単独による丁寧な完全ハンドメイドゆえ製作本数は多くありませんが、完成度の高さが評価され、それぞれのカテゴリーで人気のブランドとなっています。徹底してトラディショナルな工法による、日本人らしい細やかさが行き届いた精緻な造作、その精神的な風土までも含めて再現したような古雅な味わいに満ちた、それでいてフレッシュな響き、慎ましくも深い表現力は国内でも突出したものがあり、真に「クラシカル」なモデルを製作しうる稀有な作家と言えるでしょう。
[楽器情報]
奥清秀製作のクラシックギター 2011年製 No.180 635mm ショートスケール仕様のUsed が入荷致しました。凛として慎ましく、古雅でありながら同時に瑞々しさを湛えた、非常に魅力的な一本。全体が一つの声としてのアイデンティティを持っており、弾くだけでもクラシカルな音響が湧出してくるような、その音楽的で繊細な表情が素晴らしい。しっかりとした重心感覚のある低音から高音までの自然なバランス、心地よい粘りを伴った発音から終止までの密度のあるサスティーン、木質の触感をまといながら艶やかできりっとした音像、決して華美ではないものの必要な明暗とダイナミックな振幅を備えた機能性まで、すべてがクラシックに相応しい佇まいの中に着地しています。
表面板内部構造はサウンドホール上側(ネック側)に2本のハーモニックバーと補強板、下側(ブリッジ側)にも1本のハーモニックバー、ホール両側に各一枚の補強板、ウェストより下は左右対称7本の扇状力木にこれらの先端をボトム部で受け止めるようにV字型に配置された2本のクロージングバーという全体の配置でレゾナンスはF#の少し上に設定されています。
造作も秀逸で、その繊細極まりないロゼッタの意匠と、やはりあくまでも慎ましく白蝶貝をあしらったタイブロック(駒板の弦を巻き付けて固定する部分)が上品なアクセントとなり、全体は美しいセラック塗装で仕上げられています。
割れ等の大きな修理履歴はありません。表面板全体に細かな弾き傷、掻き傷が散在しておりいずれも浅いものですが、駒板下の弦交換による傷と2弦部分の弦とび跡はほかの傷と比べるとやや目立ちます。横裏板はきれいな状態で、演奏時に胸が当たる部分のほか数か所に浅い掻き傷があるのみとなっています。ネック裏も細かな爪傷がありますがいずれも浅く目立たないうえ、演奏の際もほとんど気にならないレベル。ネックはほぼ真っすぐでフレットも適正値を維持。弦高値は2.8/4.0mm(1弦/6弦 12フレット)でサドル余剰が1.5~2.0mmありますのでお好みに応じてさらに低くすることも可能です。現状で弦の張りはやや強めとなっています。指板は高音側20フレット仕様、7フレットポジションマーク入り。