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田邊 雅啓 Masahiro Tanabe
SOLD OUT
〔商品情報〕
楽器名 | 田邊 雅啓 Masahiro Tanabe |
カテゴリ | 国産クラシック 中古 |
品番/モデル | ロマニリョスモデル No.175 |
弦 長 | 650mm |
国 | 日本 Japan |
製作年 | 2004年 |
表 板 | 松単板 Spruce |
裏 板 | ローズウッド単板 Indian Rosewood |
程 度※ | 7 |
定 価 | 時価 |
販売価格(税込) | お問い合わせ下さい。 |
付属品 | 軽量ケース |
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指 板:エボニー
塗 装:セラック
糸 巻:スローン
弦 高:1弦 2.8mm/6弦 3.5mm
〔製作家情報〕
1974年群馬県生まれ。幼少の頃より音楽と工作に深い興味を持ち続け、20歳の時にクラシックギターの製作を志します。 法政大学卒業と同時に石井栄に師事して製作技法を学び、同工房にて自作品として140本近くを製作。その後2001年に渡欧して各地の弦楽器工房を訪問すると共に、ホセ・ルイス・ロマニリョスのマスタークラスに参加し、スペインギターの伝統的な製作方法に触れたことで自らの方向性を確信します。帰国後に栃木県足利市に独立して工房を構えますが、マスタークラスで出会った尾野薫にアドバイスを受けながらさらなる製作研究に一年をかけて、2002年にその後の彼のメインモデルの一つとなるロマニリョスモデルを発表します。2004年に再度渡西した折には、同地の名工達の工房を訪ね更に見識を深め、特にマドリッドの不世出の名工アルカンヘル・フェルナンデスからは助言と共にその製作姿勢に多大な影響を受けています。
師の教えを実直に守りひたすらに良い音を求めるその製作態度を貫き、年間わずか5~7本前後と製作本数が限られるため、現在新作が最も待ち望まれる製作家の一人。 どんな細部も揺るがせにしない緻密で繊細な手と、持って生まれたしなやかな感性で製作された彼の楽器は、伝統に深く立脚しながらも新たな音響のニュアンスを感じさせるギターとして現在国内外で高く評価されるに至っています。2018年にはNHKの人気番組で工房での製作風景が放映された他、新聞や海外のギター専門誌からの取材オファーを受けるなどメディアからも注目されており、2020年にはフランスの出版社Camino Verde刊 Orfeo Magazine No.15で彼のインタビューと楽器が紹介されました。
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〔楽器情報〕
田邊雅啓 製作 ロマニリョスモデル2004年製 No.175 Usedの入荷です。
割れなどの大きな修理、改造履歴はありません。表面板全体に大小の弾き傷ありますがいずれも浅いものにとどまっています。横裏板には衣服等の摩擦あとなどありますがこちらも軽微なものにとどまっており全体に状態は良好だといえます。ネックは真っすぐを維持しており、フレットも適正値を維持。ネック形状はDシェイプで通常の厚み。弦高値は2.5/3.5㎜(1弦/6弦 12フレット)でサドルには1.5~2.0㎜の調整余剰がありますのでお好みに合わせてさらに低く設定することが可能です。糸巻はスローン製のリーフ柄モデルを装着しており、こちらも動作状況に問題ありません。